2025年05月17日 梅雨入り梅雨入り
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エッセイ

日本には連日のように雨が降り続く雨季が1年に2回ほどあり、このうち6月〜7月にかけての雨季を「梅雨(つゆ)」と呼んでいます。
日本気象協会では、日本が梅雨に入る「梅雨入り」と、梅雨が終わる「梅雨明け」の時期を予想して国民に毎年告知しています。
それによると今年2025年の梅雨入りは、沖縄・奄美地方は5月中旬、九州から関東にかけては6月上旬、北陸や東北は6月中旬になる予想・・・でしたが、なんと昨日5月16日、九州南部が早くも全国トップで梅雨入りしました。
沖縄や奄美よりも先に九州南部が梅雨入りするのは、1951年の統計開始以来初めてのことだそうです。
この時期の長雨(連日降り続く雨)は中国の南部、韓国、台湾でも見られる気象現象ですが、日本の北海道には梅雨はありません。
雨が嫌いな人はこの時期に北海道で過ごすのも良いかもしれませんね。
画像出典:Spring showers
Copyright : Elizabeth Sallee Bauer


ちなみに何故この時期の雨季を「梅雨(ばいう)」と書くのかと言いますと、梅の実が熟す時期だからだそうです。
梅の花の見頃は2月〜3月ですが、実が熟すのは初夏にあたる5月〜6月頃なので、梅雨と書くようになりました。
中国から伝わった言葉です。
では日本では何故それを「つゆ」と読むのか?
これについては・・・
・ 植物の葉にたくさんの露(つゆ)が付く時期なので「つゆ」と呼ばれるようになったという説。
・ 雨が多い時期であることから「露にぬれて湿っぽい」という意味の「露けし」からとったとする説。
・ 梅が熟して潰れたり、長雨により食べ物が傷んでしまう時期であることから「腐る」という意味の「潰ゆ(ついゆ)」からとったとする説。
など、諸説あるそうです。
雨の日が続くと憂鬱になったり、学校や会社に通うのも面倒になったりしますが、動植物にとっては雨は天からの恵み。
そして雨の中でも元気に遊ぶ子供たちは、人間社会の恵みです。
画像出典:Untitled(左)
Copyright : lumenom

南米ブラジルのアマゾンに住む、カヤポ族の子供たち。
命の恵みが空から降れば、小さな命が駆けてくる。
この地に芽吹く命こそ、空を支える柱なり。
画像出典:Kayapo
Copyright : Serge Pierre Guiraud
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2025年05月15日
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エッセイ

本日5月15日は「ヨーグルトの日」です。
「明治ブルガリアヨーグルト」を製造・販売する株式会社 明治が制定し、一般社団法人 日本記念日協会により認定・登録されました。
ヨーグルト研究の第一人者であるロシアの微生物学者、イリヤ・イリイチ・メチニコフ(Ilya Ilyich Mechnikov/1845-1916)博士の誕生日にちなみ、この日となりました。
博士は、ブルガリアに長寿者が多いのはヨーグルトに含まれる乳酸菌のためであるということを突き止め、1908年に免疫に関する研究によりノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
日本で販売されている代表的なプレーンヨーグルトといえば「明治ブルガリアヨーグルト」ですが、この商品は1970年に開催された大阪万博の「ブルガリア館」にて、同社のスタッフがプレーンヨーグルトを試食し、感銘を受けたことがきっかけとなり開発が始まったそうです。
そして翌年1971年に日本最初のプレーンヨーグルトとして「明治プレーンヨーグルト」が発売されました。
1973年には「ブルガリア」の国名を商品名に使用することをブルガリア政府から正式に許可され、「明治ブルガリアヨーグルト」に名称が変更されました。

ヨーグルトは発酵食品であり、乳酸菌が豊富に含まれています。
乳酸菌には、免疫力向上、腸内環境の改善、美肌効果など様々な効能があります。
もちろん子供の健康維持にも最適。
一般的には生後7〜8ヶ月頃の離乳食中期から与えることができます。
富山大学の研究グループによると、1歳児において、ヨーグルトを週1回未満摂取する子と、週に3回以上摂取する子では、後者のほうが胃腸炎の発症が少ない傾向が見られたそうです。
体を健康にし、長寿の秘訣でもあるヨーグルト。
乳製品へのアレルギーがないのであれば、毎日でも摂取したい食品です。
画像出典:219-IMG_3091/220-IMG_3097
Copyright : Jiří Kašpárek
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2025年05月14日
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エッセイ

子供を造形した彫像の中には、両手を上げて天を仰いでいるポーズも少なくありません。
おそらく神に祈りを捧げているか、何かを訴えているシーンなのでしょう。
例えばこれはフランスの彫刻家、アーネスト・ルグラン(Ernest Legrand/1872-1912)による1895年の彫刻作品。
少年が地面に座り込んだ状態で天に向かって祈っています。
見ようによってはストレッチ運動しているようにも見えますが、体の線が綺麗だからこそ成り立つポーズですね。
私は寝起きに同じポーズをしたら足がつりました。(T_T)
画像出典:Bl-lit

こちらはデンマークの彫刻家、カール・アースレフ(Carl Aarsleff/1852-1918)による1893年の作品「Abel ofrer til Herren」
デンマークの首都コペンハーゲンにある「コペンハーゲン国立美術館」にて展示されています。
この少年は旧約聖書に登場するアダムとエバの次男、アベル。
足下にはぐったりと横たわる仔羊。
アベルが神に羊を捧げているシーンです。
画像出典:Bl-lit

こちらはイギリスの女流彫刻家、キャスリーン・スコット(Kathleen Scott/1878-1947)による1934年の作品「Laus Deo」
ラテン語で「神への賛美」という意味で、少年が天を仰いで神を賛美しています。
痩せ型の少年が天に向かって両手を上げ、つま先立ちで背伸びのポーズ。
トロフィーの装飾のような像ですが、左右対称でバランスのとれた作品です。
画像出典:Laus Deo
Copyright : Art UK

日本の神社の鳥居
余談ですが・・・いやむしろ本題はこちらなんですが、皆さんは空を見上げて神に祈ったことはありますか?
私はありません。
何故なら日本の神は空の上だけにいるのではないからです。
日本の神様は、太陽、月、山、川、木、石などの自然物から、日常的に目にする人工物までありとあらゆるものに宿り、「八百万の神(やおよろずのかみ)」と言われています。(非常に多くの神という意味)
田畑や穀物、米粒の中にも神様がいて、トイレにさえ神様が存在します。
人を病気にする疫病神、貧しくさせる貧乏神など、出来事や概念にさえ神様が存在します。
多くの神とともに暮らす国、それが日本です。
日本の神様は柔軟で心が広く、異なった考え方を受け入れることのできる神です。
しかし悪事に対してはとても厳しい。
最近、一部の外国人旅行者が日本で悪事(迷惑行為)をおこなっているという報道をよく目にします。
神社の鳥居にぶら下がったり、公共物に落書きをしたり、道にゴミを捨てたり、交通ルールを無視したり、電車の中で騒ぐなどその行為は目に余ります。
もちろんほとんどの旅行者は人に迷惑をかけず、ルールを守って日本観光を楽しんでいます。
迷惑行為をおこなっている人はほんの一部でしょう。
日本の治安の良さに甘えて迷惑をかけている人間には、それなりの罰が待ち受けています。
それは天罰ではなく、「バチが当たる」と表現されるあらゆる物事からの罰、戒め、制裁、代償。
八百万の神からは決して逃れられないのです。
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2025年05月12日
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考察記事

子供のときはしていたのに大人になったらしなくなった、そんな運動ありませんか?
私の場合は「逆立ち」と「側転」
子供の頃は鉄棒にぶら下がったり、壁があるとつい逆立ちで寄り掛かったり、広い場所ではつい側転してみたり。
子供は逆さまになる行動が好きですね。
大人がやったらドン引きされてしまいますし、だいいち公共の場所では迷惑行為。
たまに公共施設で子供のような行動をしている大人を見かけますが、ああいうのは恥ずかしいですね。
ただし人に迷惑をかけずにおこなう分には、逆立ちと側転はとても健康に良い運動です。
周りのスペースを確認して、人の迷惑にならないよう気を付けておこないましょう。
画像出典:2018年頃のFlickr
【逆立ち】


頭と両手で三点倒立


ベッドの上でもソファーの上でも


家の外でも元気に逆立ち
逆立ちは全身の筋肉をバランスよく鍛え、体幹を強化し、バランス感覚を養う効果があります。
体の血行を良くし、体内の老廃物をスムーズに流す作用があります。
体内の老廃物は下半身に溜まりやすく、むくみや冷え性などの症状をもたらしますが、逆立ちによって体の末端にまで血液が流れ、リンパ液の循環を促してむくみや冷え性の予防に繋がります。
また逆立ちは脳への血流を増加させ、記憶力や集中力を向上させます。
逆立ちによって脳に酸素が効果的に届くことで、認知機能の向上も期待できます。
さらには逆立ち中に深呼吸することで交感神経と副交感神経のバランスが整い、ストレス解消にも効果があるそうです。
画像出典:
L1000785(2枚目)
Copyright : cesare crescio
Childhood life(5枚目)
Copyright : Naveen Gowtham
Del revés(6枚目)
Copyright : Raúl Cayuelas
【側転】


お家の庭で元気に側転


上達すれば綺麗な側転


潮風浴びて健康側転
側転は体操やマット運動の技のひとつで、正式名称を「側方倒立回転」と言います。
両手を頭の上にあげ、開脚しながら勢いをつけて横方向に回転する技で、小学校の体育の授業でも取り入れられています。
側転は体幹の強化、五感の刺激、バランス能力の向上など、様々な効果が期待できます。
特に成長期の子供に対しては運動神経の発達に貢献し、運動能力の向上に繋がります。
体の重心移動を伴う運動であり、バランス感覚を養うとともに腹筋、背筋など様々な筋肉が鍛えられ、股関節の柔軟性を高める効果もあります。
また、逆さまになる感覚や回転感覚は運動神経の発達に最適であり、上下が反転する感覚を経験するため、空間認識能力も高まるそうです。
画像出典:
Cartwheel Benin(1枚目)
Copyright : Rob Whittaker
juli 052(2枚目)
Copyright : Marjan Van Waeyenberge
Happy childhood)(6枚目)
Copyright : Galina Cetin

「うわ〜兄ちゃん!
逆立ちの練習か側転の練習かはっきりしてくれよ!」
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2025年05月12日
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└ 彫刻作品

スペインの彫刻家、マヌエル・アルガラ・サリナス(Manuel Algarra Salinas/1963- )による2013年の作品「Futuro a la Vista」
オムツを着けた赤ちゃん、裸の幼児など、カートゥーン風のデフォルメが楽しい巨大な彫像です。
この子たちはスペインの都市バレンシアで毎年おこなわれる「ファジェス」と呼ばれる火祭りのために作られました。
2013年のこの祭りでは、「Futuro a la Vista」(未来が見える)と題されたこの作品がお目見えしました。
まるでCG画像に見えてくるほど、細かなところまで非常によく作り込まれています。
この写真は祭りの準備中に撮影したらしく、木の支えやビニールカバーなどが付いたまま。
それでもアニメの世界が現実に現れたかのような、夢のある光景ですね。


ピクサーのCGアニメのような愛らしいキャラクターたちですが、人間らしい部分の作り込みには作者のこだわりを感じました。
たとえば男の子の股間はちゃんと皮を被っている形になっているし、女の子の股間にもちゃんとスリットがあります。
耳も手もおへそもリアル。
適度にデフォルメされたキャラクターの、まるで生きているようなリアル感。
デフォルメとリアルのバランスが見事です。
画像出典:ウィキメディア・コモンズ
File:Plantà Cadarso-Altea 2013 (6).jpeg
File:Plantà Cadarso-Altea 2013 (4).jpeg
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
ところでこの作品、じつは元ネタがありました。

Copyright : Joseph Christian Leyendecker
これはアメリカのイラストレーター、ジョセフ・クリスチャン・ライエンデッカー(Joseph Christian Leyendecker/1874-1951)が1936年に描いたイラスト「Futuro a la Vista」
子供たちひとりひとりが、騎士、看護師、航海士、歴史学者、天文学者を表しています。
ライエンデッカーは1821年創刊のアメリカの雑誌「サタデー・イブニング・ポスト」の表紙イラストを担当していたイラストレーターのひとりです。
このイラストが原案であることは一目瞭然。
彫刻家のマヌエル・アルガラ・サリナスが2013年の火祭りの巨大オブジェのために選んだテーマが、このライエンデッカーのイラストだったというわけです。
才能あるアメリカの画家によって生み出されたキャラクターが、80年近い時を経て、才能あるスペインの彫刻家によって立体造形としてよみがえった。
これぞ画家と彫刻家の、時と国を超えたコラボレーションと言えるでしょう。
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2025年05月10日
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考察記事
└ 写真作品

我々の住む地球にはたくさんの雄大な風景があります。
それらは人間の心を癒し、潤し、慰め、勇気づけてくれます。
自然の風景を見て心が安らぐのは、私たち人間が自然の産物だからに他なりません。
そして我々が子供に対してもそう感じるのは、子供がそれだけ自然に近い存在だからです。
自然の風景も子供の姿も、どちらも人の心を癒してくれます。
ならばそのふたつが組み合わされた情景は、さぞや心に響くことでしょう。
今回はファミリー写真というよりも、ちょっとアーティスティックな作品を選んでみました。
人工物がほとんど写っていない、自然の風景に溶け込んでいる天使たち。
ただしアマゾンやアフリカの裸族など、日常的に裸で暮らしている子供たちは含みません。
上の画像はマレーシアの大自然。
澄み切った水に飛び込む地元の少年たち。
画像出典:*
Copyright : Nasmir Nas
【海と天使たち】




1枚目はベトナム、2枚目はクロアチア、3枚目は場所不明、4枚目はスウェーデン。
水の惑星、地球。
その青い海には天使たちの姿が似合います。
いつも水辺で遊んでいる子供たちも、観光で訪れた子供たちも、海という風景にすんなりと溶け込んでいます。
それは海が生命の源であり、人の体が生命の器だから。
画像出典:
mát/cool(1枚目)
Copyright : Nguyen Minh Duc (Mr.)
Girl on the catwalk(2枚目)
Copyright : J U R O
The long pier(4枚目)
Copyright : mrNiko
【山と天使たち】




1枚目は場所不明、2枚目はベトナム、3枚目はチェコ、4枚目はインドネシア。
雄大な山の風景は小さな悩みを忘れさせてくれると同時に、私たちが地球の一部であることを思い起こさせます。
エンジェルスタイルはそれを感じる手段のひとつ。
4枚目の子はアメリカ人ですが、インドネシア旅行での写真だそうです。
ホテルのバルコニーでしょうか。
絶景を眺めながら日光浴だなんて、最高のアジア旅行でしたね。
画像出典:
DSCF4517(3枚目)
Copyright : David Lorenc
Madeleine looks out over the Bali sea from our villa in Lombok(4枚目)
Copyright : Dion Hinchcliffe
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
【大地と天使たち】




1枚目と4枚目は場所不明、2枚目はアメリカ、3枚目はスイス。
広い大地ではエンジェルスタイルが最も健康的。
海外のファミリー写真には広い大地で子供たちが裸になっているシーンが多いのですが、それは自然との一体感を経験させてあげたいという親心なのでしょう。
家族以外の人たちがいる観光地ではなかなかできませんが、プライベートな場所ならとても良い経験になるはずです。
日本では屋外で裸になれるというと露天風呂くらいしかありませんが、子供が小さいうちはできるだけ露天風呂の天使を経験させてあげたいですね。
画像出典:
Swing on the Mountain(2枚目)
Copyright : Ruthi David
45(3枚目)
Copyright : Rahel Krabichler
Copyright : RH(4枚目)
【森と天使たち】




1枚目はポーランド、3枚目はアメリカ、2枚目と4枚目は場所不明です。
私の親の実家は宮城県の片田舎。
子供の頃は夏休みに田舎に行くと、同い年のいとこと近くの河原でよく遊んだものです。
近所の子供たちが遊んでいる河原。
素っ裸になっている子も多く、水面から可愛らしい桃を出して泳いでいました。
友達に見られることを恥ずかしがってもいない、これが自分なんだと言わんばかりの自己主張。
田舎の子供のほうが、子供のときにしかできないことを存分に味わっていました。
そんな河原があった場所も、私が大人になった頃にはすでに観光地となり、他県からも人がやってくるようになりました。
道はコンクリートで舗装され、階段や遊歩道ができ、一部の場所は立ち入り禁止、遊泳禁止になりました。
もう地元の子供たちが裸になって遊ぶような川ではなくなっていました。
安全性や利便性のために人が土地に手を加えることはよくあります。
しかしそれによって天使のいる場所が減ってしまうとしたら、寂しいことですね。
画像出典:
Winc w końcu był zagospodarowany- brak obówia nie był przeszkodą w zdobywaniu sprawności małpy(1枚目)
Copyright : czynka
IMG_3046(3枚目)
Copyright : Myra and Jim
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2025年05月09日
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エッセイ
└ 絵画作品

大人が子供に対してするべきことはただひとつ、「大切にする」ということです。
大切にするからこそ、きちんと育て、きちんと教育し、良い思い出を残してあげるわけです。
身近に子供がいないのなら「大切に思う」ことです。
子供たちが大人になってからも慕い続ける、そんな人が本当の子供好きです。
世間では相変わらず児童虐待が多く、子供が被害に遭う事件は後を断ちません。
また、海外の戦争を伝える報道も連日絶えることがありません。
戦争では子供たちも犠牲になっています。
児童虐待も戦争も、子供を大切にしない人間が起こすことです。
そして相変わらず、裸の子供をいやらしいものだと思い込んでいる人も多い。
世の中には大人の性娯楽が溢れているので、それと同じだと勘違いしているのでしょう。
正常な大人ならば、裸の子供を見たときには「あら可愛い!」という気持ちが湧くものです。
その姿に癒され、子供という存在を大切に思うものです。
あれは21世紀に入って間もない頃でした。
当時公開していた私のウェブサイトに掲示板を設置するにあたり、掲示板の扉(表紙)に天使の画像を使いたかったので、ウェブサービスの運営にメールで質問を送りました。
裸の天使の写真(著作権的にOKの画像)をメールに添付し・・・
「掲示板のトップページでこの画像を使いたいのですが、子供の全裸ということで猥褻画像やポルノ画像と見なされてしまうのでしょうか?」と。
私としては非常に馬鹿らしい質問に思えましたが、念の為にと質問してみました。
すると運営側から返ってきたのは至極当たり前の言葉でした。
『一般的にこれを猥褻だと思う人はいないでしょう。まったく問題ありません。』
という返答でした。
あれから約25年が経ちましたが、今また同じ質問をしたら違う答えが返ってくるのかもしれません。
しかし子供の真の姿を尊いものと感じ、大切にしていくという考え方は、この先何百年経とうとも変わるべきではないと私は思っています。
人は裸で生まれ、最後は骨まで裸になります。
皆さんも、幼児の姿には「あら可愛い!」成長期の姿には「まぁ綺麗!」と、声に出して感動することから始めてみてはいかがでしょうか。
今よりもずっと、子供を好きになれるかもしれません。
画像出典:ウィキメディア・コモンズ
File:Bouguereau first kiss.jpg
ライセンス:パブリックドメイン
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2025年05月07日
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考察記事

家族で記念のムーニング!
これまで何度か考察してきたムーニング。
前回はシチュエーション別に様々なムーニングをご紹介しましたが(該当記事)、もう少し追加してみようかと思います。
世の中には様々なムーニングがあるものです。
ムーニングとは何か?については今更説明することもないと思いますが、要するに自分で自分のお尻を出してふざけることです。
周りの雰囲気を一瞬で明るくする、子供たちの秘密兵器みたいなもの。
今回も子供たちの可愛らしい攻撃に、ノックアウトされてみましょう。
【日焼けの披露でムーニング】


以前も言いましたが、子供たちがムーニングする理由のひとつに日焼け跡の披露があります。
正確には「日焼けしていないお尻の披露」になるわけですが、背中とお尻の色の差が大きいほどよく日焼けしているということ。
こういう日焼けの披露もムーニングとしておこなうと楽しそうですね。
夏の終わりには各家庭でムーニングする子供たちが増えるのでしょう。
画像出典:2016年頃のFlickr
【大自然に感動してムーニング】


雄大な景色を見ると誰でも気持ちが大きくなるものです。
左は公園の広場にいる男の子たち。
こんな芝生の中でオシッコってことはないでしょうから、ムーニングしてふざけているんですね。
ズボンを下げたまま走ると危ないので、幼児なら全部脱いじゃっても良いかもしれません。
右は山の登頂記念のムーニングでしょうか?
山のてっぺんで少年たちがお尻を出しています。
よくまぁこんな場所で...というのは尻出しのことではなく、よくこんな場所に立っていられるなということ。
もしかしたら前のほうは縮み上がっているのかも。
Copyright : Kirikino Tolosa(右)
【キャンプ場でムーニング】


左はキャンプ場でのレクリエーション。
男の子たちがズボンを下げて、お尻にホイップクリームを塗っています。
これがどんなゲームなのかわかりませんが、食べ物を粗末にしちゃあいけません。
え?このあとみんなで美味しくいただきました?
右の写真もキャンプ場ですね。
女の子たちが記念撮影でムーニングを披露。
ちょっと下げれば良いのであって、そんなに大胆に脱ぐ必要はないんですけどね。
左奥のママさんが頭を抱えてますよ。
画像出典:2015年〜2018年頃のFlickr
【海でも山でもムーニング】


海に行きました。
大きな波が来た!
ムーニングすれば大丈夫♪
山に行きました。
大きな熊が来た!
ムーニングすれば大丈夫♪
んなアホなっ!
でも余裕を持って行動することは大切です。
画像出典:just say no to crack(左)
Copyright : gedwards41
【パンツを脱がずにムーニング】


この子たちはパンツを脱がなくてもムーニングができる画期的な方法を思い付いたようです。
「破れとるだけやないか〜い!」って誰かツッコミ入れてください。
ムーニングはパンツを下げてお尻を見せる行為なので、いくらお尻が見えてもこういうのはムーニングとは言いません。
じゃあなんで紹介したのかって?
オモシロカワイイからです。
画像出典:heart(右)
Copyright : Angela High
【バク宙しながらムーニング】


トランポリンで遊んでいるこの少年。
パンツを少し下げ、ピョーンピョーン、クルッ!とバク宙を披露。
なんとこれは空中ムーニング!
一瞬しか見えないだけに、奇跡を見たような気がします・・・知らんけど。
ムーニング技術も日々進化しているんですねぇ・・・知らんけど。
画像出典:2022年頃のFlickr
【水の中からムーニング】

最後は日本ではまずお目にかかれない、マレーシアの少年たちによる集団ムーニング。
水に入ったまま自分のズボンを下げ、そのままクルリと頭から素潜り。
なんと珍しい、シンクロナイズドムーニング!
たまたまパンツが脱げたのならムーニングにはなりませんが、この子たちは意図的でしょうね。
上から見ている観光客(撮影者)らにサービスしてくれたのでしょう。
子供たちのこういう茶目っ気は嬉しくなりますね。
画像出典:DSC_2690
Copyright : lee shung Chu
以上、今回もシチュエーション別のムーニングでしたが、最後のふたつは珍しいですね。
空中ムーニングと水中ムーニング。
誰でもできるというわけではないし、日常生活ではまずお目にかかれません。
見せてくれた子供たちと撮影者に感謝しましょう。
ムーニングする子供たちがいる限り、地球の未来は安泰だ!
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2025年05月05日
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└ 彫刻作品

ドイツの彫刻家、ヴィリー・シュミット(Willi Schmidt/1924-2011)による彫刻作品「Turnende Jugendliche」
日本語では「体操する若者たち」となる、街に設置されたブロンズ像です。
場所はドイツのヘッセン州マイン=タウヌス郡のシュヴァルバッハ・アム・タウヌス市。
その街の大規模団地「リーメスシュタット」の広場の噴水池です。
「リーメスシュタット」とは、1962年から1973年にかけてシュヴァルバッハ・アム・タウヌス市に建設された約1万人分の集合住宅地。
この彫像がいつ頃設置されたのかは不明ですが「ここの住人にはいつまでも若くあってほしい」という願いが込められているのでしょう。
裸の男性が逆立ちをしていて、その周りに3人の裸の女性がいるというシチュエーション。
大人のようにも見えますが、Jugendlicheにはティーンエイジャーという意味もあるので、想像力を働かせれば「体操する中高生」に見えなくもないような・・・。
女性たちの髪の毛がお団子ヘアで、ひとりがボールを手にしているので、新体操部に入部してきた男子生徒に女子生徒が逆立ちを教えている・・・と考えると違和感はありませんね。
いや、やっぱり変かな?
作者のヴィリー・シュミットはドイツの彫刻家。
ガラス職人のヨハン・ゲオルク・シュミットの息子として生まれ、14歳で石工として3年間の修行を始めました。
その後ヴンジーデルの石材加工の専門学校に通い、卒業して彫刻家となりました。
彼は1956年までフランクフルト美術アカデミーで働き、石工の助手として生計を立てていました。
その後フリーランスの彫刻家として活動し、フランクフルト・アム・マインにある高等美術学校「シュテーデルシューレ」で講師を務めました。
彼は2011年12月1日にシュヴァルバッハ・アム・タウヌス市の自宅で87歳で亡くなりました。
画像出典:ウィキメディア・コモンズ
File:Schwalbach brunnen 039.jpg
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2025年05月05日
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エッセイ

本日5月5日は「こどもの日」です。
1948年(昭和23年)7月20日に公布・即日施行された「国民の祝日に関する法律」(祝日法)によって、国民の祝日として制定されました。
「こどもの日」は祝日法では「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨としています。
「端午の節句」でもあるこの日を中心として、子供の健やかな成長や無病息災を願って五月人形を飾ったり、屋外に鯉のぼりや旗を立てたり、柏餅やちまきを食べたり、菖蒲湯に入るなどの風習が残っています。
関連する記念日として、6月1日の「国際こどもの日」(International Children's Day)、11月20日の「世界こどもの日」(World Children's Day)があります。
子供の日といっても子供たちに特別な権利が与えられる日ではないのですが、世界中の大人たちが子供の大切さに気付く日であってほしいですね。
上の写真はブラジルのリオデジャネイロの子供たち。
ゆるキャラよりも可愛いね。(^^)
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